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どうでもいいが、「らくしょうのごく」を変換したら「楽勝の獄」になった。
微妙に笑うに笑えないけど、愉快な牢屋だな。
今回はまた、結論の出ないえらい重いテーマですね。
どう終わるのかちょっと冷や冷やしました。
冷や冷やっていうか・・・なんていうんだろ、ざわざわ?
なんか身の置き所が無いような気分でした。
前回に引き続き、国政に関する短編だったので、システムとか国官やそれの配偶者についても描かれてて、そういう意味でも興味深かったです。
うん、システム気にするくらいなら連載の続き書け、って、自分でも思う。
・・・・・・ごめんなさい。
いまさらですが、感想をちまちま書き溜めてみました。
ネタバレ満載なので畳みます。
長い上にかなり私情が入るので、前半軽い感じで、後半の理屈っぽいトコは反転させてください。
微妙に笑うに笑えないけど、愉快な牢屋だな。
今回はまた、結論の出ないえらい重いテーマですね。
どう終わるのかちょっと冷や冷やしました。
冷や冷やっていうか・・・なんていうんだろ、ざわざわ?
なんか身の置き所が無いような気分でした。
前回に引き続き、国政に関する短編だったので、システムとか国官やそれの配偶者についても描かれてて、そういう意味でも興味深かったです。
うん、システム気にするくらいなら連載の続き書け、って、自分でも思う。
・・・・・・ごめんなさい。
いまさらですが、感想をちまちま書き溜めてみました。
ネタバレ満載なので畳みます。
長い上にかなり私情が入るので、前半軽い感じで、後半の理屈っぽいトコは反転させてください。
残念だったのが、太子淵雅。
楽俊の「太子公主の心得」(笑)にちらっと存在だけ出てきただけだったのに、妙に裏切られた気分です。
間違ってはない。
間違ってはないんだけど、正しいだけが正解なわけじゃないんだぞ、と。
誰もが清廉潔白に生きれるなら法律なんていらないから。
秋官向きじゃないよ、あんた。
まあそういう結論は華胥の時にわかってるのですが。
システム面、地方官は仙じゃないのが決定ですね。
まあ地方官まで仙だったら仙人が膨大な数になっちゃうから違うだろうと、色んな方に聞いてはいたのですが。
州官と地方官の違いがどこにあるのかがまだわかりませんが、瑛庚は少学を出てないっぽい感じなんで、そこらへんが線引きなのかな?
郷長とかは州からの派遣、みたいな感じ?
あと、家族なら無条件に昇仙できるわけじゃないんですね。
胥として登録するんだー。
てか胥は男女共通なんだ。
太子公主は太子公主って職があるのかな?
むむむ、興味深い。
あと少学卒業後の進路、他州にも行けるんですね。
この辺はおそらく親兄弟などの親類事情によるのでしょうが、とりあえず夕暉を好きに飛ばす大義名分ゲット。
うんだからこんなこと考えてる余裕あるならあの中途半端な連載を・・・。
あ、宮刑が昔はあったのがやっぱりというかびっくりというか。
生殖機能としてはないのだから、ゲツ刑とさして変わらない、というかゲツ刑のが酷なような気がしますが、プライドっていうかなんかそういう男としての沽券に関る問題なのかな?
こればっかりは男になったことないからわからんなあ。
あ、でも別に宮刑のが上とは書いてないか。
こっから下は反転モードになりますー。
タイムリーなテーマですよね。
裁判員制度が始まって数ヶ月、罪刑の話題には注目が集まってますし。
罪刑法定主義と刑事政策、死刑廃止論までとても考えさせられる小説でした。
まず、清花の存在がすごいキーだと思います。
個人的にはかなり嫌いですが。
法律、とくに裁判は言葉の算数であるべきですから、そういうことされると裁判官がいる意味なくなるだろ。何考えてんだ。
てかそれ、違法収拾証拠じゃん。しかも裁判官による。
ありえねー、公平の意味考えろ、と。
でも瑛庚は立場上交わることがない「民」の直接的感情を清花がダイレクトに表現してるから、雲の上の話になってしまわなくて逆に考えさせられました。
でもこれは瑛庚たちは可哀相ですよね。
量刑って古今東西基本アベレージですから、そこから逸脱した刑を出すのって想像以上に怖いだろうなあ。
こういう前例は自分が作りたくないですよね。
死刑ってねー、どうにも考えてしまう刑罰ですよね。
基本的には死刑は反対派です。
瑛庚も言ってますが、死刑のありなしって犯罪率に影響ないし、合法だろうが違法だろうが、人を殺すのに変わりは無いと思います。
しかも今回の話にも出てたけど、実行するのは決を出した人じゃないしね。
でも決を出した人だって、実行の許可を出した人だって、絶対にいい思いはしないし。
なんでここで言う豺虎のために、真面目に生きてる人たちがそんな思いしなきゃなんないのよ、と思ってしまうわけです。
まあそれを怯懦と言ってしまう瑛庚は、やっぱり官吏なんだなーと思いますが。
でも終身刑にして税金で養うのも嫌だよね。
無駄遣い甚だしい。
学生の頃から何度と無く議論してる話題ですが、結局結論なんてでないんですよね。
あっちもヤダ、こっちもヤダって、嫌じゃ嫌じゃと言っている童のようじゃな、と西王母に怒られてしまいそうです。
死ぬより辛い地獄を味わえ、というのが本心ですが、自分が裁判員になったら絶対死刑すら手を挙げられないと思います。
そうなんですよね、作中にも出てきましたけど、民衆は「殺刑にしろ」というだけで済むけど、実際自分の責任において決を下せとか刑を執行しろとか言われたら、絶対怯むと思うんです。
出来ない人がほとんどじゃないでしょうか?
柳王の政策って、犯罪抑止や更正などの刑事政策のほかに、そういう官吏の保護って意味もあったんじゃないかな、と思いました。
甘すぎるかな?
理想主義者にいらいらするくせに、私も理想主義なとこあるからなあ。
でも今回読んで思ったのがそのあたりでした。
王がしっかり正道を歩んでる時は、何にせよほとんど問題ないんですよね。
ただ、崩れ始めた後の揺り返しって、それまで上手くいってればいってるほど、大きなものになるんじゃないでしょうか。
傾き始めた国において、今まで停止されていた殺刑が再開される、という怖さはちょっと身震いしました。
歯車が狂う一つの、でもかなり大きなきっかけになってしまうのでしょうね。
芳が段々厳罰化されていったように、ギロチンが意味も無く多用されたように、誰にも止められることなどできないうちに、惨憺たる有様になるのでしょう。
むしろ最初から殺刑があったほうがマシなんじゃないかな。
そうなったとき、民衆は言うんだろうな。
「なぜ殺刑を再開したんだ」って。
あれをきっかけに国は民を殺すようになったって、絶対言い出すんだろうな、と思いました。
にしても王様はほんと大変ですね。
有能じゃなくなることが罪なんですね。
やる気がなくなった、サボった、それがダイレクトに国に影響して色々なものが歪んでしまう。
交代できる地位じゃないし、辞めたくなったら死ぬしかないし。
ああ、そうか。
王様は失道にしろ禅譲にしろ、最後は絶対殺刑を受けて逝くんだ。
残酷な世界だなあ。
もしかして柳王はそういうの気付いて殺刑を停止したのかな。
ここまで。
十二国に関しては、「天帝が死刑執行しろよ。雷で一発なんでしょ」と思わないでもない。
陽子さんに怒られそうだけど。
ほんと理不尽な役割だよな、王って。
楽俊の「太子公主の心得」(笑)にちらっと存在だけ出てきただけだったのに、妙に裏切られた気分です。
間違ってはない。
間違ってはないんだけど、正しいだけが正解なわけじゃないんだぞ、と。
誰もが清廉潔白に生きれるなら法律なんていらないから。
秋官向きじゃないよ、あんた。
まあそういう結論は華胥の時にわかってるのですが。
システム面、地方官は仙じゃないのが決定ですね。
まあ地方官まで仙だったら仙人が膨大な数になっちゃうから違うだろうと、色んな方に聞いてはいたのですが。
州官と地方官の違いがどこにあるのかがまだわかりませんが、瑛庚は少学を出てないっぽい感じなんで、そこらへんが線引きなのかな?
郷長とかは州からの派遣、みたいな感じ?
あと、家族なら無条件に昇仙できるわけじゃないんですね。
胥として登録するんだー。
てか胥は男女共通なんだ。
太子公主は太子公主って職があるのかな?
むむむ、興味深い。
あと少学卒業後の進路、他州にも行けるんですね。
この辺はおそらく親兄弟などの親類事情によるのでしょうが、とりあえず夕暉を好きに飛ばす大義名分ゲット。
うんだからこんなこと考えてる余裕あるならあの中途半端な連載を・・・。
あ、宮刑が昔はあったのがやっぱりというかびっくりというか。
生殖機能としてはないのだから、ゲツ刑とさして変わらない、というかゲツ刑のが酷なような気がしますが、プライドっていうかなんかそういう男としての沽券に関る問題なのかな?
こればっかりは男になったことないからわからんなあ。
あ、でも別に宮刑のが上とは書いてないか。
こっから下は反転モードになりますー。
タイムリーなテーマですよね。
裁判員制度が始まって数ヶ月、罪刑の話題には注目が集まってますし。
罪刑法定主義と刑事政策、死刑廃止論までとても考えさせられる小説でした。
まず、清花の存在がすごいキーだと思います。
個人的にはかなり嫌いですが。
法律、とくに裁判は言葉の算数であるべきですから、そういうことされると裁判官がいる意味なくなるだろ。何考えてんだ。
てかそれ、違法収拾証拠じゃん。しかも裁判官による。
ありえねー、公平の意味考えろ、と。
でも瑛庚は立場上交わることがない「民」の直接的感情を清花がダイレクトに表現してるから、雲の上の話になってしまわなくて逆に考えさせられました。
でもこれは瑛庚たちは可哀相ですよね。
量刑って古今東西基本アベレージですから、そこから逸脱した刑を出すのって想像以上に怖いだろうなあ。
こういう前例は自分が作りたくないですよね。
死刑ってねー、どうにも考えてしまう刑罰ですよね。
基本的には死刑は反対派です。
瑛庚も言ってますが、死刑のありなしって犯罪率に影響ないし、合法だろうが違法だろうが、人を殺すのに変わりは無いと思います。
しかも今回の話にも出てたけど、実行するのは決を出した人じゃないしね。
でも決を出した人だって、実行の許可を出した人だって、絶対にいい思いはしないし。
なんでここで言う豺虎のために、真面目に生きてる人たちがそんな思いしなきゃなんないのよ、と思ってしまうわけです。
まあそれを怯懦と言ってしまう瑛庚は、やっぱり官吏なんだなーと思いますが。
でも終身刑にして税金で養うのも嫌だよね。
無駄遣い甚だしい。
学生の頃から何度と無く議論してる話題ですが、結局結論なんてでないんですよね。
あっちもヤダ、こっちもヤダって、嫌じゃ嫌じゃと言っている童のようじゃな、と西王母に怒られてしまいそうです。
死ぬより辛い地獄を味わえ、というのが本心ですが、自分が裁判員になったら絶対死刑すら手を挙げられないと思います。
そうなんですよね、作中にも出てきましたけど、民衆は「殺刑にしろ」というだけで済むけど、実際自分の責任において決を下せとか刑を執行しろとか言われたら、絶対怯むと思うんです。
出来ない人がほとんどじゃないでしょうか?
柳王の政策って、犯罪抑止や更正などの刑事政策のほかに、そういう官吏の保護って意味もあったんじゃないかな、と思いました。
甘すぎるかな?
理想主義者にいらいらするくせに、私も理想主義なとこあるからなあ。
でも今回読んで思ったのがそのあたりでした。
王がしっかり正道を歩んでる時は、何にせよほとんど問題ないんですよね。
ただ、崩れ始めた後の揺り返しって、それまで上手くいってればいってるほど、大きなものになるんじゃないでしょうか。
傾き始めた国において、今まで停止されていた殺刑が再開される、という怖さはちょっと身震いしました。
歯車が狂う一つの、でもかなり大きなきっかけになってしまうのでしょうね。
芳が段々厳罰化されていったように、ギロチンが意味も無く多用されたように、誰にも止められることなどできないうちに、惨憺たる有様になるのでしょう。
むしろ最初から殺刑があったほうがマシなんじゃないかな。
そうなったとき、民衆は言うんだろうな。
「なぜ殺刑を再開したんだ」って。
あれをきっかけに国は民を殺すようになったって、絶対言い出すんだろうな、と思いました。
にしても王様はほんと大変ですね。
有能じゃなくなることが罪なんですね。
やる気がなくなった、サボった、それがダイレクトに国に影響して色々なものが歪んでしまう。
交代できる地位じゃないし、辞めたくなったら死ぬしかないし。
ああ、そうか。
王様は失道にしろ禅譲にしろ、最後は絶対殺刑を受けて逝くんだ。
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