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微茫録
●後書や日々出来事の問わず語り●
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観てきました。
映画の感想の前に映画館の感想。

上映中に2回も映画が止まりました。

機械トラブルだってさ。
まあ、しょうがないっちゃーしょうがないし、お詫びということで招待券をいただいたからいいのですが、やっぱり萎えますよねえ。
せっかく映画館に行ったのに、途中で止まっちゃいやん。


てなわけで映画感想。
ネタバレです。
ご注意を!




権ちゃんが可愛いすぎて大変でした!!
ヤバイくらいに可愛かった。
お友達に聞いてはいたのですが、これは本当にかわいくてどうしようと思いました。

なんで常に眉間をひそめてるんでしょうね、あの方は。
それがまあ嵌まり過ぎてて、憂いを帯びた別嬪さんで「貴方は西施ですか?」と何度も思いました。
今日観たのは字幕なんですが、吹き替えだと孫権の声優さんはサンジ@ワンピの平田さんなんですよね。
うん、たしかにあの甘い声で聴きたい。
観にいっちゃおうかしら、招待券もらったし。
1を吹き替えで観たときは、サンジっつーよりジャック・スパロウ@カリブな感じだったけど、映画館で聴くとまた違いそう。
まあ、吹き替えは吹き替えで孔明の声が金城じゃないので違和感ありまくりで不満なんですが。
日本語出来るんだから日本語も金城さんがやってほしかったな。
中村獅童は吹き替えもやってるんだし。



んで、内容。
率直な感想としては「・・・無双?」でした。
まあ派手なこと派手なこと。
はちゃめちゃ度がすごくて無双っぽいんですよね。
あの派手な放火は絶対陸遜(三國無双における最大最凶の放火犯)いるぜ?って感じの派手さでした。
「三国志の赤壁の戦い」って意味ではちょろちょろ不満はあります。

まず「老骨に鞭」のエピソードがほぼまるっと省かれました。
黄蓋はちゃんと出てるから楽しみにしてたのですが、提案としてはあったもののサラっと流されてました。
まあ、前後無しで赤壁のみだから、あのエピソードの魅力は半減するとは思うのですが、これを削って足されたオリジナルエピソードが

小喬の単独敵陣訪問&お茶を出しての時間稼ぎ

って、一体どういうことよ?!
いくらなんでも曹操を貶めすぎだしょ。
しかも「最後の一人になっても戦え」って・・・究極の合理主義者な曹操が言うとすごく違和感が。
しかも曹操ともあろう人が、予想外とはいえあんな火計を仕掛けられて、ただ唖然としてるわけないやいっ(涙)
華陀が去るエピソードも無理矢理入れたみたいな感じだったし。
わざわざ入れなくていいじゃんー。
しかもあの赤壁って確かに曹操の負けだけど、実は重臣で戦死したのってあんまいないんですよね。
あんな、最後たった三人って・・・悲しい。

とはいえ、映画としてはかなり興奮な戦いでした。
どっかんどっかんと火計で攻めまくる画はド迫力でした。
黄蓋も大活躍だったし。
今回前半存在感の薄かった甘向@中村獅童に、最後壮絶な見せ場がありました。
「甘寧」じゃなく「甘向」にしたのはこのシーンの為なんでしょうね。

にしても中国の人ってやっぱり蜀が好きなんですね。
個々の武技でかっこよかったのはやっぱり蜀の面々でした。
周瑜と趙雲が背中預け合って戦うシーンもカッコよかったけど。剣舞みたいだった。

そんな中一人でがんばる権ちゃん@君主

まあ、もちろん完全に一人なわけではないのですが。
周瑜とのコンビプレーもあったし。

しかし権ちゃんといい劉備といい、君主(正確にはまだ君主じゃないけど)があんな最前線中の最前線にいるのは絶対違和感があると思うのですよ。
がんばる権ちゃんがかわいかったからいいけど。


全編に渡って大活躍な尚香も違和感っちゃー違和感だけどよかったです。
劉備とのエピソードは完全抜きで別に切ないラブがありました。
あと権ちゃんとの兄妹絡みはとても可愛かった。
相変わらずのじゃじゃ馬っぷり♪
冬至に皆でお団子を食べるシーンで、兵士たちは食べ終わった器を次々重ねて回していくのですが(テストの答案用紙を後ろから前に回して集めていくのと同じ感じ)、

尚香はちゃっかり権ちゃんの器の上に自分のを重ねて押し付けてた(笑)

「姫姫、あれ兄ちゃん兄ちゃん。しかも一応ご当主」、と内心ツッコミました。
しかも権ちゃんが一瞬困った顔して、それを魯粛(確か・・・多分)にさらに押し付けたのが笑えた。
なんて可愛い兄妹なんでしょう。



細々と不満はありますが、なんだかんだ、楽しかったです。
もっかい観たいな。
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もう見られたんですねぇ
前編、結局映画館に見に行く時間がとれずに、地上波で見ることになったのですが・・・確かに迫力的には映画館で見たほうが良いのでしょうが、ストーリー的には・・・TVでも良かったかなと言うのが僕の印象でした。後編は・・・どうなのかなぁ~。

この映画は基本三国志演義に副ったもの?なんでしょうか。そうなると蜀漢大好き、後は刺身のツマ状態だからなぁ~と言うのがあって、曹操好きの僕としては、ちょっと・・・と言う感じがしてなりません。と言うより赤壁だけ切り取って映画にするほうが無茶だろうと言う気がして(^_^;)

でも、映画館のでっかいスクリーンで見たいと言う気持ちはありますけど・・・どうなるか(-_-;)
griffon 2009/05/14(Thu)01:23:44 REWRITE
刺身のツマ
>griffonさま

刺身のツマ、とまではいいませんが、カツの千切りキャベツくらいかな?(笑)

「三国志」を期待するなら正直オススメできません。
赤壁のみ切り取りって意味でも、やはり無理はありますよね。
ただ歴史ものはどうしてもなんにせよ切り取り要素はありますから、まあそれほど気になりませんでした。
歴史は流れですからねー。ある程度しかたない。

そして曹操好きさんには、これはマジで拒否反応レベルだと思います(苦笑)
カリスマ性の描写はあるものの、こんな人物に数々の名将名軍師が従うわけないじゃん、て感じです。
敵役は魅力的な人物の方が、話がよくなると思うんですけどね。

戦シーンは・・・「映画」としては素晴らしいです!
ド迫力!
ただ、「この時代にダイナマイトはないよ」とツッコミたくなる大爆発の連発ですので、そこに目をつむれれば、ですね。

て、文句言いまくってますが、おもしろかったですよ!
(時代無視した大爆発だけど)火計のシーンはスクリーンで観ると迫力あります、うん!

コメントありがとうございました!
日和 2009/05/15(Fri)01:00:45 REWRITE
VIVA! 魯粛
最近めっきり魯粛Loveな縷紅です。こんばんは^^
今晩のレイトショーでやっと見て来ました~。

お皿重ねられちゃってオタオタっとする例のシーンでは、
「魯粛、かわいいよ魯粛(きゅるるん)」
と一人で無意味に萌えまくってました。
あの魯粛さんはルックス的には渋いオジサマでしたが、やはり演義の魯粛さんなんですねえ(うふふ♪)

まあ映画の内容的にはいろいろとアレでしたけど・・・^^;
三国志の名を借りた中華ファンタジーなんだと思えば楽しめる感じなのかもしれませんね。
縷紅 2009/05/21(Thu)01:13:48 REWRITE
魯粛のかわいさ
>縷紅さま

おおっ、観ましたか!
「三国志だと期待しないで」観ると、いい映画ですよね。
名を借りたファンタジー、確かに。
演義だったり正史だったりオリジナルだったりだし。

魯粛! 今回出ずっぱりで可愛かったですねー。
ベタですが「かかし殿」にきゅんきゅんしてました(笑)
いつまで「かかし殿」に話掛けてるの、もう。
可愛いなあ。
にしても他のキャストは年齢合わせてるのに、魯粛はやけにおじさんでしたねー。
朧げなんですが、たしかもうちょっと若かったですよね、周瑜の支持者だし。
まあ、あのおじさんであのおたおたが妙~に可愛かったから、全然問題ないんですけど♪

コメントありがとうございました!
日和 2009/05/21(Thu)08:26:21 REWRITE
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