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少し剣道を休んでる間に、剣ダコがすっごい小さくなってました。
硬くなった角質?皮?がぼろぼろ落ちていってます。
昔からタコがつきづらいんですよね。そして落ちやすい。
素振りくらい毎日やってれば現状維持は出来るんだろうけど、やってないからな。
次に竹刀握ったとき、絶対皮剥けて痛そうだなあ。
なんてことを考えながら掌を見ていたら、ネタを思い付いたので、ちょっと書いておきます。
誰よ、試験まで絶対書かないとか言ってた奴。
あはは。
拍手並、いや、それ以下の短いお話だから、まあいいとしよう。
携帯入力、校正なしなので、悪しからず。
◆ ◆ ◆
薄物一枚だけに包まれた胸に、添えるように手が置かれている。
少年のような華奢な肢体には意外なほどに、節ばった指。
女人にしては大きな掌。
それにそっと己の手を重ねて、さりげなく指を絡めた。
腕に乗せられている小さな頭を動かすことなく、少女は目線だけをちらりと上げる。
それに微笑んで、絡めた手を口元に引き上げ、指先に口付けを落とした。
短く摘み取られた形のよい爪。
硬い指の腹。
それは剣を握る手。
守られることに安寧することを良しとせず、自ら先を切り開く手だ。
その存在の象徴のような手に何度も唇を寄せながら、浩瀚は呟いた。
「剣ダコが、出来てまいりましたね」
指の付け根に小さく盛り上がった皮を舐めあげる。
艶めいたその仕種を露ともせず、少女は男の手から己のそれをとりかえすと、その掌を自らの眼前に向けた。
「やっとこんなもんだよ。神籍ってこういう時に不便だな」
豆が出来づらく、出来ても潰れることがまずない。
掌がなかなか硬くならず、そして剣ダコがないため安定が微妙に崩れる。
腕を上げるほどに、ぶつぶつと文句を言っていた主。
まだ小さいその盛り上がりを、こんなものと言いながらも、緑の瞳はほのかに満足そうだ。
嬉しげに眺め続けるその手に再度指を絡めて、口元に掠う。
飽きずに口付ける男に、少女は不思議そうにした。
「そんな男みたいな手、お前には嬉しくないんじゃないか?」
「何をおっしゃいます。これほど美しい御手などございますまい」
どんな繊手も、この手には及ぶまい。
戦うことを知る手。
清らかで靭い、導き手。
それが己に触れてくれることに陶酔として、
男はまた、唇を落とした。
◆ ◆ ◆
自己満足な一品でした。
放浪をしていたころについた剣ダコは、王宮暮しの数カ月で見事に落ちたんだろうなあ。
お手入れもされてたみたいだし。
それからまた剣ダコ作るのは、神籍の身では大変だろうな、と妄想した次第。
只今電車の中で、原作がないので確認してないのですが、
原作と矛盾とかあったらご指摘お願いします。
硬くなった角質?皮?がぼろぼろ落ちていってます。
昔からタコがつきづらいんですよね。そして落ちやすい。
素振りくらい毎日やってれば現状維持は出来るんだろうけど、やってないからな。
次に竹刀握ったとき、絶対皮剥けて痛そうだなあ。
なんてことを考えながら掌を見ていたら、ネタを思い付いたので、ちょっと書いておきます。
誰よ、試験まで絶対書かないとか言ってた奴。
あはは。
拍手並、いや、それ以下の短いお話だから、まあいいとしよう。
携帯入力、校正なしなので、悪しからず。
◆ ◆ ◆
薄物一枚だけに包まれた胸に、添えるように手が置かれている。
少年のような華奢な肢体には意外なほどに、節ばった指。
女人にしては大きな掌。
それにそっと己の手を重ねて、さりげなく指を絡めた。
腕に乗せられている小さな頭を動かすことなく、少女は目線だけをちらりと上げる。
それに微笑んで、絡めた手を口元に引き上げ、指先に口付けを落とした。
短く摘み取られた形のよい爪。
硬い指の腹。
それは剣を握る手。
守られることに安寧することを良しとせず、自ら先を切り開く手だ。
その存在の象徴のような手に何度も唇を寄せながら、浩瀚は呟いた。
「剣ダコが、出来てまいりましたね」
指の付け根に小さく盛り上がった皮を舐めあげる。
艶めいたその仕種を露ともせず、少女は男の手から己のそれをとりかえすと、その掌を自らの眼前に向けた。
「やっとこんなもんだよ。神籍ってこういう時に不便だな」
豆が出来づらく、出来ても潰れることがまずない。
掌がなかなか硬くならず、そして剣ダコがないため安定が微妙に崩れる。
腕を上げるほどに、ぶつぶつと文句を言っていた主。
まだ小さいその盛り上がりを、こんなものと言いながらも、緑の瞳はほのかに満足そうだ。
嬉しげに眺め続けるその手に再度指を絡めて、口元に掠う。
飽きずに口付ける男に、少女は不思議そうにした。
「そんな男みたいな手、お前には嬉しくないんじゃないか?」
「何をおっしゃいます。これほど美しい御手などございますまい」
どんな繊手も、この手には及ぶまい。
戦うことを知る手。
清らかで靭い、導き手。
それが己に触れてくれることに陶酔として、
男はまた、唇を落とした。
◆ ◆ ◆
自己満足な一品でした。
放浪をしていたころについた剣ダコは、王宮暮しの数カ月で見事に落ちたんだろうなあ。
お手入れもされてたみたいだし。
それからまた剣ダコ作るのは、神籍の身では大変だろうな、と妄想した次第。
只今電車の中で、原作がないので確認してないのですが、
原作と矛盾とかあったらご指摘お願いします。
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COMMENT
日和さんらしい逸品
実際にやってないとわかんないネタですよね。
でもって、そのことを自然にうまぁ~く、二人の感情の縺れ(表現が違うような気がする)に絡めてくるあたりは、さすがでございます(^_^)
今回のシチュエーションでは、鬼畜になれないだろうな>浩瀚
陽子をいぢめる日和さんの浩瀚好きなんですけどねぇ~(^_^;)
それにしても、この長さを携帯で・・・
僕ならきっと親指がモゲてると思います。
苦手なんです。折りたたむと携帯の大きさで、広げると普通の大きさのキーボードが付いてるスマートフォンってないですかねぇ(笑)
一時icレコーダーにってのも、やったことあるんですが、結構恥ずかしいものが・・・
でもって、そのことを自然にうまぁ~く、二人の感情の縺れ(表現が違うような気がする)に絡めてくるあたりは、さすがでございます(^_^)
今回のシチュエーションでは、鬼畜になれないだろうな>浩瀚
陽子をいぢめる日和さんの浩瀚好きなんですけどねぇ~(^_^;)
それにしても、この長さを携帯で・・・
僕ならきっと親指がモゲてると思います。
苦手なんです。折りたたむと携帯の大きさで、広げると普通の大きさのキーボードが付いてるスマートフォンってないですかねぇ(笑)
一時icレコーダーにってのも、やったことあるんですが、結構恥ずかしいものが・・・
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SSの後書き・更新情報の他、備忘録にだらだらと…。
読書・剣道・スキーボードなど趣味のお話も多くなると思います。
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