暇だ ：

今日はお出かけ予定があったのですが、いきなり出鼻をくじかれました。

朝市に買い物に行ってた母が、事故ったと連絡。
バイクに突っ込まれたらしいです。
そんなわけで父は事故現場へ、私は家業の店舗に親の代打。
せっかく朝市で朝ごはんの材料を母が買ってきてくれただろうに、私の朝ごはんはマクドナルドになりました。

親が戻り次第出掛けていいと言われてますが、全然戻ってきやしない～。
暇だ～暇だ～ああ～(´Д`)
しかも一回家に戻らないとだ。
定期置いてきちゃった。



【追記】
一般的に、事故の始末ってこんなに時間かかるものなんでしょうか。
事故ったって連絡きたの10時前くらいだったと思うんだけど？
連絡も取れないし、暇だし、お店にいても仕事わからないので、いるだけだし。
あまりに暇なのでGREEでゲームやってたらあっという間に電池が減りました。
目の前にパソコンはあるんだけど、これ弟が管理してるからむやみに見れないんだよね～。
スタッフの不正とサボりの確認に、履歴全部確認すんですよ。
我が弟ながら暇っつーか、マメっつーか・・・。
まだ移動してるほうが楽だ。
移動の仕事こないかな。

っていうか、早く帰ってきてよ～(>_<)



続きに、店番中にちまちま書いたSSを投下します。

筆が料紙を滑る音が、さらさらと静かに堂室を満たしている。
少し離れた榻で、陽子は目を閉じてその音を感じてした。
滑らかに動く手を見つめるのも好きだが、目を閉じて音だけを追うのも好きだ。
どちらを楽しもうか、いつもわずかばかり悩む。
それはとても贅沢で、そしてとても幸せな悩み事だった。
公私の切り替えをきちんとつける男だから、彼は執務に関わる時には決して色を含んだ空気を漂わせることはない。
だが、陽子にとって彼を一番色っぽく思うのは、実はこの時だった。
静かで真剣で、だが鋭すぎない筆の音、端正な所作。
恰好いい、とそんなありきたりな言葉がぴたりとはまる。
微笑みながらそんなことを考える陽子の耳に入っていた音が、すっと自然に収まった。
榻にもたれたまま、眼差しを上げる。
「執務用」の怜悧な瞳が、陽子の視線と合って僅かに温んだ。
それは二人きりでいる時のものとも、執務中のものとも違う。
男のたてる筆の音、それと印象がとても似ていた。
ふと思った。
作ってない、自然な彼、それはもしかしたら、これ、なのかもしれない。
（……ああ、だからか）
だから、陽子はこの時間の彼が特別好きなのだろう。
ふふ、と微笑んだ陽子に、浩瀚は視線で問う。
陽子はそれを微笑みだけ返して流した。

教えてやる気はない。
教えてしまったら、きっと彼は取り繕ってしまうから。
そんなの、もったいないじゃないか。

笑みに紛らせたそんな思いは、男にはきづかれずに済んだようだった。